今の日常から逃げ出したいあなたに贈る1冊
”Adress Hopper”
「アドレスホッパー」という生き方がある。それは、一拠点での定住にこだわらず、移動することを中心に生活するスタイル。家を持たずに毎日転々とする者もいれば、各地に家を持ち、多拠点居住を楽しむ者もいる。そこに共通しているのは、その土地の人や文化と交わり、自らの世界の拡張を楽しむ精神。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000044222.html
この雑誌は、Address Hopper inc.によって、各地を移動しながら生活を送るAddress Hopperでつながる人々の「思想」「価値観」「カルチャー」などを紹介されています。新たなライフスタイルの可能性を発見してみませんか?
暮らしの概念を変える
同じ場所に住み続けることは、安心感が増していく。定住と拠点を変える生活で得られるものは、何だろう?そして、逃しているものは何だろうか?一緒に考えていきたい。
移動して暮らす「Address Hopper」達の共通点は、向かう先での土地・土地に住む人々のコミュニティに入っていけることです。ソコで出会う人・土地ならではの文化・価値観に触れ、生活することができます。移動することで広がるコミュニティの大きさは計り知れません。
Address Hopperの概念は、非常に幅広い。移動先は、国内外を問わず様々な拠点が存在します。滞在方法も、ホテルやゲストハウス、AirB&Bや旅館など多様。定住用の住居を構えながら、移動する人もいれば、住所のない人もいます。ここでのキーワードは「移動」。期間や場所は問わないのが特徴的です。
まさに”今”かもしれない
はじめに記した「今の日常から逃げ出したいあなたに贈る1冊」という言葉。これは、自分に向けた言葉でもあります。仕事が5日間の連休に入った時に、この雑誌を手に取り、カフェに座りながら本を開きました。
今のままでいいのかな。少しずつ無理をしながら、背伸びしながら生活することに、疲れ始めていたころです。現実が当たり前になり、疑問を持つことも面倒になっていました。
本を読む中で、自分らしく”今”を生きるAddress Hopper達の、思想・言葉がどんどんと頭に流れ込み、居ても立っても居られなくなっていました。
今の日常から逃げたいなら、逃げればいい。飛び出したいなら、飛び出したらいい。それ、冒険の始まりかもしれないよ?と自分に声をかけていました。
人と場所と情報が繋がる
Address Hopper達は、移動した土地に、コミュニティに飛び込んでしまう。あなたはそのような経験はあるだろうか?必要なものは、最初の勇気だろう。東京に住んでいると、忘れてしまうことがある。それは「人とつながる」ということである。対して、海外や田舎は人とのつながりが濃いと感じる。
例えば、カナダに留学中、バスや電車の中・ショッピングセンター・学校など様々な場所で、まったく知らない人と会話が成立した。話かけられることに違和感はなく、人との繋がりを感じることが多かった。
一方で、東京の電車内はどうだろうか?誰一人会話することなく、静けさの中の会話が気になってしまうほどだ。鼻をすすっている人に「ティッシュいりますか?」と声をかけただけで、怪訝な顔をされてしまう。※何度か経験している(笑)
まったくの他人が、知り合いに代わり、信頼を置ける繋がりに変わっていく。つながりが広がれば、それに合わせて情報や人・ものが動いていく。著書の中に『この情報社会で、実際に触れることのできる情報は貴重である』という言葉があります。Hoppingは、薄まってしまった現代の”繋がり”について、考えさせてくれるようです。
Homeは1つじゃない
あなたにはいくつのHOMEがありますか?1つと答える人も、たくさんと答える人もいるだろう。私も複数HOMEを持っている。Address Hopperする人には、定住を選択する人の何倍ものHOMEがある。私もまだまだ自分のHOMEを増やしていきたい。
今の場所から飛び出したいあなた。この本は、たくさんの可能性を与えてくれるよ。是非、1ページ開いてみてね。
See you soon then…